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競馬における雑学
HORSE RACE TRIVIA
競馬で稼いだお金にも税金が掛かる?
懸賞などの賞金、競馬の馬券や競輪の車券などの払戻金による利益は一時所得に該当する為、一時所得の特別控除額50万円を超える場合は税金の課税対象となってしまいます。
一時所得とはその性質上、利益に対しての必要経費はその馬券を購入した代金だけとなる為、払戻金から当たり馬券の購入額のみを引いた金額が課税の対象になってしまいます。
つまり、その他に購入したハズレ馬券の代金は無視されてしまいます。数年前に会社員の男性が競馬で得た利益を申告せず追徴課税され、ニュースにもなり話題になりました。ハズレの馬券代が必要経費かどうかを争点に裁判が行われましたが長い歳月を経て最終的には最高裁の判決でハズレの馬券代も必要経費と認めるべきとなりました。
この判決内容を受けて2015年3月、国税庁は馬券などの買い方によっては例外的に雑所得として取り扱うという課税通達を改正をしました。とはいえ、どちらにしても競馬で得た利益には税金が掛かってしまいます。
競走馬は引退したらどうなるの?
皆さんをレースで楽しませてくれる競走馬が引退したらどうなるかご存知でしょうか?
競走馬の寿命はおおよそ25〜30歳程度だと言われていますが実際はもっともっと低く、平均でも10歳程度だそうです。それはなぜかというと競走馬の大半が天寿を全うするまえにそのほとんどが殺処分されてしまうからです。
では、具体的に引退した競走馬の行き先をみてみましょう。
これはJRAのホームページから毎月登録抹消馬(=引退)というページでそれぞれ紹介されています。競馬で大活躍したり、血統が優れているオスは種牡馬、メスなら繁殖牝馬、まだ元気で力のある馬なら地方競馬へ、その他で気性の穏やかな馬は乗馬へ、というのがおおよその引退後の行き先です。
引退する年齢には個人差がありますがだいたい8歳くらいまでには引退です。それから第二の人生となるわけですがそこで天寿をまっとうできるかといえばそうではありません。
人間が老いるように馬も老います。繁殖も出来なくなれば乗馬としても使えなくなってしまいます。そうなるとやはり殺処分されてしまう場合が多いのです。天寿を全うできる競走馬は残念ながらほんの僅かな馬だけなのです。
馬の年齢って人間で換算するといくつ?
馬を人間の年齢に換算するといくつになるかという説はたくさんあります。一般的によく言われているのが馬の1歳を人間の4歳と換算するという説です。
しかし、シンザンのように35歳まで生きた馬で計算すると人間であれば140歳まで生きたことになってしまい違和感があります。馬は生後1年の成長スピードが早い為、馬の2歳を人間の10歳と換算して、その後は馬の1歳を人間の3歳と換算するという説もあります。
その計算でシンザンの生きた年数を人間年齢に換算すると(35-2)×3+10=109歳となり、こちらの説のほうが現実的な感じがします。競走馬の天寿を全うした場合の寿命が25〜30歳程度と言われていますので、先ほどの説で計算をすると人間で79〜94歳ということになります。
これは日本人の平均寿命が平成25年の厚生労働省の簡易生命表によると、男性が80.21歳、女性が86.61歳ということですので見事にあてはまります。
あまり知られてない競馬の控除率
皆さんは馬券が当たったときの払戻金ってどうなっているか知っていますか?馬券の売上げから100%分配されてると思っていましたか?
もちろんそんなことはありません。これは運営元であるJRAが売上げの25%分を運営費として取り、残りの75%を的中馬券に分配します。運営費はテラ銭とも良い、これは競馬に限らず競輪や競艇など、その他のギャンブル全般であります。
つまり、どんなに荒れたレースになろうがガチガチの本命馬で決着がつこうがJRAの取り分は一定になります。また、競馬の場合は券種によって還元率が異なり、現状では的中率が高い券種(※)ほど還元率が高くなっています。※単勝・複勝←枠連・馬連・ワイド←馬単・三連複←三連単←WIN5
運営費(テラ銭)はその名の通り、運営費や税金、レースの賞金などに使用されています。運営費(テラ銭)まで取られ高額配当金を的中した時には税金まで掛かってしまう…。ちょっとやるせないですがこればかりは仕方ありません。
払戻金額ランキング
今現在の中央競馬の一番高額な払戻金をご存知ですか?3連単の歴代トップの払戻金はななな、なんと29,832,950円です。この組み合わせは4080通りあるうちの3850番目の人気でした。
100円で購入した馬券が29,832,950円になるわけです。もうびっくりですよね。ちなみに歴代2位の払戻金が27,929,360円です。その差は200万程。
この時の組み合わせの人気は2730通りあるうちの2643番目でした。当たり前ですがどちらもとてつもなく人気がない組み合わせです。
それでは次は馬連ではどうなのか見てみましょう。馬連の歴代トップの払戻金は2006年9月9日の中京3Rの502,590円です。こちらは120通りあるうちの111番目の人気でした。やはり超絶高額な払戻金を夢見るなら3連単狙いなんでしょうかね。
競走馬の走行スピード
一般的に時速60キロ程度のスピードで走っています。しかし、長距離や短距離など、レースの距離によって変わってきます。また、ゴール前の直線などでは瞬間的に速度があがります。
バイクに乗ったことがある方は分かると思いますが、この速度は体感とても速いです。馬の背に乗って制御しながらとなるわけですから、落ちたら大怪我をしてしまいますので騎手は命懸けです。
故障した競走馬の運命
馬の脱臼や骨折というものは人間のそれとはまったく異質な為、命に関わります。それは馬は生涯のほとんどを立ったままで生活します。横になったりもしますが長時間横になったりしてしまうと内臓を圧迫する為、長時間は出来ないのです。
ですので、レースや調教中などに骨折などの故障をしてしまい、回復の見込みがない、つまり予後不良という診断を下された競走馬はそれ以上苦しみを与えない処置として薬物による安楽死が速やかになされます。
馬主になるには審査がある
日本中央競馬会(JRA)の場合では、2年連続の年間所得が1700万円以上、資産額が7500万円が審査基準になります。あくまでも基準ですので条件以外でも馬主登録が可能な場合もあります。
また、競走馬に対して一口数万〜100万程度の小口の持分を出資する一口馬主と言われるものもあります。こちらの一口馬主は馬主登録されていない者が競走馬に投資することによって間接的に馬主なれるシステムですが金融商品取引法の制限を受けています。馬主登録した馬主の持つ様々も権利はありません。
競走馬の維持費はどれくらい?
厩舎への預託料が日本中央競馬会(JRA)の場合、1頭あたり月70万円程度掛かります。この費用の主な内訳は、厩舎人件費やエサ代、輸送費や馬具代などです。
預託料は競走馬の成績に係わらず毎月必要となってきます。年間にすると810万円もの金額になります。
レースの賞金は?
レースの賞金はそのグレードや同じグレードであってもレースの条件よってに様々です。
例えば、G1レースのジャパンカップであれば1頭賞金3億、同じくG1レースのダービーなら2億、天皇賞(秋)で1.5億円、デビュー戦である新馬戦(2歳)なら700万、新馬戦(3歳)なら600万とそれぞれ違います。そして、馬主80%、調教師10%、騎手5%、厩務員5%の順で賞金が分配されます。
競走馬名にはルールがある?
競走馬にどんな名前も付けて良いかというとそんなことはありません。世界の馬名登録のルールは競馬と生産に関する国際協約でアルファベット18文字までと決められています。
では、日本における馬名登録のルールはどうでしょうか。日本ではアルファベット18文字以内、かつカタカナ9文字以内。アルファベットの馬名とカタカナの馬名の両方を登録するルールとなっています。
また、著名な馬の馬名や国際保護馬名、GI優勝馬の馬名や日本国外の重要な競走の勝馬の馬名など、その他にも様々馬名登録できない馬名の条件は決められています。また、GU優勝馬・GV優勝馬の馬名は登録抹消後10年間、過去に登録された馬名は登録抹消後5年間など一定の期間が過ぎないと同一馬名の再使用は出来ません。
競走馬はどんな餌を食べてるのか?
馬は草食動物ですので、主食は草を食べています。しかし、競走馬は激しい調教など運動量が多いため、粗飼料(牧草や干し草)だけでは補うことができませんので、より栄養素の高いオオムギといった麦類や豆類も与えられています。
また、競走馬用にすべての栄養素が補える完全配合された飼料もあります。基本的には1日2回、または3回にわたって与えられています。ちなみに馬は甘い物が大好物。ニンジンやリンゴに留まらず、ハチミツなども大好きです。
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